【ご案内】第35回「月惑星に社会を作るための勉強会」10/30

日時:2023年10月30日(月)17:00-18:00
会場:オンライン
参加方法:こちらより参加登録をお願いいたします
(申込締切:10月29日(日)17:00)
アジェンダ
「月でリュウグウ野菜を作る?月での自給自足に向けて」
中村栄三 氏(岡山大学特任教授・名誉教授)(惑星物質研究所)
講演概要:近年,月の極域での水氷の存在の可能性が指摘され,水資源開発に向けた国際競争が顕著になっています.しかし,月における生命活動に必要な水素・炭素・窒素(HCN)の存在度が極めて低いことが分かっています.この課題に対する新たなアプローチとして,小惑星「リュウグウ」のようなHCNに富み,アミノ酸の可溶性の有機物を大量含む小惑星を,月面での資源として活用できる可能性が考えられます.この講演では,農学を専門としない地球宇宙化学者の物質科学的な視点から,モデルリュウグウ土を用いた植物栽培の可能性を示し,将来の月面における持続的有人活動と自給自足に向けた新たな議論の一部になればと期待します.

問合せ先:MV勉強会事務局(moonvillagestudy@jasma.info)

【ご案内】MVA2023(抄録〆切延長11/5)

(情報提供者:髙橋昭久)

下記ご案内申し上げます。奮ってご参加お願いします.

https://mva2023.jp/

抄録〆切が11/5まで延長されました!

第7回 ムーンビレッジ国際ワークショップ/シンポジウム(MVA2023)
日程:2023年12月6日ー10日
場所:倉敷/岡山/鳥取
持続的月面有人活動の実現と月における人類社会の構築に向けて
主催/ムーンビレッジアソシエーション
ホスト/岡山大学,鳥取大学,京都大学
後援/倉敷市,大原美術館, 岡山大学, 宇宙惑星居住科学連合,MASC,JAXA
Call for Paper (11月5日締切)
Registration Open (11月15日締切)
倉敷美観地区をメインベニューとして,ムーンビレッジ国際ワークショップ/シンポジウムを開催.倉敷市,岡山大学,鳥取砂丘を舞台にアウトリーチイベントも開催.月面における持続的有人活動から人類社会の構築という視点で,技術的課題のみならず月面における経済活動,法制度,ライフサイエンス,文化人類学的側面など多様な分野の講演.
スケジュール:
12/6 レセプション 倉敷美観地区
12/7 MVA ワークショップ / シンポジウム 倉敷美観地区
12/8 MVA ワークショップ / シンポジウム 倉敷美観地区
12/9. アウトリーチイベント@倉敷/岡山,鳥取へ移動
12/10 鳥取砂丘におけるシンポジウムとアウトリーチイベント 鳥取

【ご案内】2023年度宇宙医学講義 聴講者募集

京都大学宇宙総合学研究ユニットでは、文科省委託費事業として宇宙医学教育プログラムを実施しております。
その一環として、京都大学では宇宙医学講義を開講しております。今年も10月から講義が始まります。
文科省委託費事業ですので、京大生以外からも聴講者を募集いたします。
講義は、水曜4限(15時~16時半)に京都大学総合生存学館大講義室で行いますが、zoom配信も致します。
オンタイムで参加できない方には録画を後日送ることも可能です。
講義内容は例年と同様ですが、先生方の周りに興味のある学生がいらっしゃいましたら是非お誘いください。

参加希望の方は、下記から登録をお願いいたします。登録者には後日zoomリンクをお送りします。
https://forms.gle/o4bj5PAHfEWb8pTaA

【第1回】 10月4日  宇宙医学概要(寺田昌弘:京都大学)
【第2回】 10月11日 宇宙酔い(野村泰之:日大)
【第3回】 10月18日 宇宙生物実験 (暮地本宙己:慈恵医大)
【第4回】 10月25日 フライトサージャンの役割(嶋田和人:筑波航研、元JAXA医師
【第5回】 11月1日 宇宙での骨格筋への影響①(志波直人:久留米大)
【第6回】 11月8日 宇宙での自律神経系への影響(岩瀬敏:愛知医大)
【第7回】 11月15日 宇宙での心循環系への影響(南沢享:慈恵医大)
【第8回】 11月29日 宇宙飛行とリハビリテーション(山田深:杏林大学)
【第9回】 12月6日 宇宙での姿勢制御(萩生翔大:京都大学)
【第10回】 12月13日  宇宙服と減圧症(田中邦彦:岐阜医療科学大)
【第11回】 12月20日 宇宙放射線の影響①(山敷庸亮:京都大学)
【第12回】 12月27日 宇宙放射線の影響②(山敷庸亮:京都大学)
【第13回】 1月10日   宇宙での骨格筋への影響②(河野史倫:松本大)
【第14回】 1月17日  宇宙での骨格筋への影響③(谷端淳:慈恵医大)

【ご案内】未来の学術振興構想(2023年版)への「学術の中長期研究戦略」掲載

日本学術会議第353回幹事会において、本連合が後援として応募した日本宇宙生物科学会からの「長期有人宇宙活動を支える宇宙生命科学研究の基盤整備」,および日本航空宇宙学会からの「月での持続可能な社会の構築を目指した「アカデミック・ハブ」構想による分野横断的な学術の振興」が、「未来の学術振興構想(2023年版)」に掲載が正式に決定されました。

日本学術会議HP
https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/kohyo-25-t353-3.html
に、グランドビジョン⑰:太陽系探査の推進と人類のフロンティア拡大
No.152およびNo.155 にそれぞれの提案内容が掲載されています。

【ご案内】第34回「月惑星に社会を作るための勉強会」9/26

日時:2023年9月26日(火)17:00-18:00
会場:オンライン
参加登録:こちらからをお願いいたします(申込締切:9月25日(月)17:00)
アジェンダ
「月面での電力の確保に向けた技術課題整理」
岡 範全 氏,山内健司 氏,伊地智幸一 氏(宇宙システム開発利用推進機構)
田中孝治 氏(宇宙科学研究所)
講演概要:人類の活動領域の宇宙への拡大の一環とし,火星やさらに遠方へ活動領域を広げる活動が開始されている.その第一歩として月面に人類が定住し,月面の水資源を探査し,水素と酸素を製造するという具体的な計画が動き始めている.その計画を実現するためにはまず電力供給を確保する必要がある.現在宇宙での最大規模の電力供給システムとして実現しているのは国際宇宙ステーション(ISS) であり,「有人宇宙船」としての約100kW程度の電力供給が行われている.月面での有人等による活動のための電力供給システム構築という観点では,より多人数の有人滞在対応,大電力化等の課題のみならず,月面の設置の太陽電池,月の周回軌道における発電と送電,月面間の送電等,月面の特性と制約を考慮した構成要素が必要となる.三菱総合研究所では経産省プロジェクトの一環として,電力WGにおいて月面上で水素を生成する設備を中心とした電力供給システムのアーキテクチャ,構成要素並びに解決すべき課題についての検討を令和3~4年度で実施して来ており,その概要について紹介する.

【ご案内】2023年度日本アイソトープ協会シンポジウム

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2023年度日本アイソトープ協会シンポジウム(12/1)
「宇宙から探る未来~カギとなる放射線~」基調講演:土井隆雄氏
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日本アイソトープ協会理工・ライフサイエンス部会では、
部会活動の共有や各分野における課題及び最新トピックスの共有、
また、関係者間の交流などを目的としたシンポジウムを2年に1回開催しています。

第3回目を迎える2023年度のテーマは、
「宇宙から探る未来 ~カギとなる放射線~」です。
生命・地球誕生の起源を知り、そして人類の未来を切り拓く宇宙に関する
研究・開発の進展に、放射線関連の研究・技術がカギとなっています。
宇宙飛行士の土井隆雄氏と、宇宙や放射線に関わる各分野の専門家を交え、
最新の研究成果や展望を議論します。
皆様のご参加をお待ちしております。

●日 程:2023年12月1日(金)13:00~17:30
●形 式:ハイブリッド開催
●会 場:日本科学未来館 7階 未来館ホール(東京・お台場)
●参加費:無料(11月10日(金)申込〆)
●詳細及び申込: https://www.jrias.or.jp/seminar/cat6/114.html
<問合せ先>
公益社団法人日本アイソトープ協会 学術振興部学術課
TEL : 03-5395-8081  E-mail : gakujutsu@jrias.or.jp