【ご案内】課題設定ワークショップ:月面食料生産3/20

宇宙探査イノベーションハブでは、月・火星等重力天体における探査活動に向け、企業や大学等研究機関とともに技術開発を行い、成果を宇宙と地上双方で活用することを目指しています(Dual Utilization)。本ワークショップでは「月面食料生産」の実現に向けて、探査ハブにおける月面農業関連活動の背景やこれまでの取組み、課題意識などを共有いたします。併せて地上研究を月面での食料生産に適用することにフォーカスしたディスカッションを通し、探査ハブにおける研究開発の考え方の共有や対話のきっかけづくりを行い、新たな課題・アイデア・技術を呼び込むことを目的としています。

プログラム詳細・事前登録のお申し込み こちら

・開催日時:2023320日(月)15:0017:00(終了時刻は予定)

・開催方法:Teams Webinar

・定員:200名 ※定員になり次第締め切らせていただきます。

・参加費:無料

*事前登録制

【オンライン】

探査イノベーションハブ

お問合せ先:宇宙探査イノベーションハブ事務局 SE-forum@jaxa.jp

【ご案内】令和5年度宇宙航空科学技術推進委託費

文部科学省では、このたび令和5年度宇宙航空科学技術推進委託費について、下記のとおり公募を開始しましたのでお知らせします。

1.事業の概要
本事業は、宇宙航空利用を新たな分野で進めるにあたって端緒となる技術的課題にチャレンジする研究開発、宇宙航空開発利用の発展を支える人材育成等、宇宙航空開発利用の新たな可能性を開拓するための取組を行い、さらなる裾野拡大を目的としています。令和5年度は、以下のプログラムに沿った課題を募集します。なお、本公募は、令和5年度予算の成立を前提とするものであり、予算の成立状況によっては事業内容や事業予算を変更する場合があります。

(1)宇宙航空人材育成プログラム
主に科学技術に関心のある大学院生、大学生、高等専門学校生等の学生を、宇宙航空分野に係る高い専門性を有する人材や、多岐に渡る分野の知識・経験を有し、システム全体を理解し到達ビジョンを持って先端的かつ複雑化したプロジェクトを牽引できる人材として育成するための基盤を構築・強化し、次世代の宇宙航空人材育成を促進する。
令和5年度は、「専門人材育成」「アーキテクト育成」を公募する。
【専門人材育成】(1件あたり通常1,300万円 (上限1,560万円)/年、 最長5年間)
衛星・ロケット・航空機等の先端研究・技術開発、国際的な宇宙ビジネス展開や宇宙活動ルールの形成、AI/IoT/ビックデータ等の最新のICTの宇宙分野への応用等が可能な、宇宙分野の高度な知識・技術や他分野の専門知識を併せ持った研究者・技術者等について、講義やセミナー、ワークショップ、海外交流、体験学習や小規模プロジェクトによるPBL (Project Based Learning) の実施、及びそれらを統合したカリキュラム構築や教材作成、指導者養成といった取組を通じて、年間十数人~数十人程度の規模で育成できる基盤の構築・強化を推進する。
【アーキテクト育成】(1件あたり通常3,900万円 (上限5,200万円)/年、 最長5年間)
複雑かつ高度に統合されたシステムの実現が求められる「総合工学」としての宇宙航空分野において必要とされている、多岐に渡る知識・経験のもと決断・判断を下し、到達ビジョンを持ってプロジェクトを牽引できる「アーキテクト」としての素質を有する人材を、年間数十人程度の規模で育成できる基盤の構築・強化を推進する。座学等を通じた本質理解に加えて、設計・開発から打上げ・運用といった実践的なプロジェクト全体を1~2年程度で経験できるような機会を、大学等の研究室レベルにとどまらず学部・学科や産学官連携部門の参画、他の研究機関や民間企業、海外機関等との連携によって創出・提供することにより、将来的に宇宙航空研究開発機構 (JAXA) や大学等の研究機関、産業界等において、プロジェクトマネージャやサブシステム担当のリーダーといった役割を担い先端的かつ複雑なプロジェクトを牽引し得る人材の育成を促進する。

(2)宇宙航空脱炭素技術等創出プログラム(1件あたり通常1,300万円 (上限1,560万円)/年、 最長3年間)
航空機の水素燃料・電動化技術や機体軽量化・効率化による温室効果ガス排出量の抜本的低減に資する技術といった、宇宙航空分野における脱炭素化に資する技術の開発・高度化や、衛星から得られたデータの利活用をはじめとした宇宙航空分野と異分野の技術シーズ・ニーズのマッチングによる、農林水産業や気候変動、環境、交通・物流等の様々な分野における脱炭素化への取組を推進することで、将来的なカーボンニュートラルの実現及び宇宙航空分野の新たな可能性開拓に向けた価値創出・提供を目指す。

(3)宇宙探査基盤技術高度化プログラム(1件あたり通常2,600万円 (上限3,250万円)/年、 最長3年間)
宇宙における探査活動において、月を目指す各国の動きが活発化している背景を踏まえ、我が国が強みとする地球低軌道の超小型衛星開発等で培われた大学等の技術を活用し、月探査に必要な超小型探査機等に係る以下のような基盤技術の開発や分野間での共有・利用を促進する。
測位(航法)・通信系: 将来の超小型探査機に搭載可能な地球-月以遠の間の測位・通信を可能とするための技術開発(高周波無線通信技術、超小型通信機、高効率・軽量アンプ、超小型衛星用アンテナ、月測位インフラの構築及びそれを生かした深宇宙超小型探査機通信系システムの開発 等)
推進系: 将来の超小型探査機に搭載可能な地球静止軌道から月以遠に航行するための技術開発(Kick Motor、電気・化学推進 等)
ミッション系: 国際競争力のある汎用ミッション機器の開発(深宇宙向け超小型探査機に搭載可能な高機能観測センサ、高解像度カメラの開発 等)
バス・システム系: 深宇宙探査向けの標準化システムバスの開発、衛星実装のためのインテグレーション技術、その他主要システム技術の開発(様々なミッションに対応可能な汎用標準化システムバス、月科学ミッション用の高機能標準化システムバス、電源系等サブシステムの小型軽量化技術 等)
その他: 上記以外の、超小型探査機等による将来の月・月以遠の探査や有人宇宙活動に貢献する基盤技術の開発(放射線耐性に関する技術、地上設備に関する技術、大型・軽量・展開性を有する宇宙構造物に関する技術 等)

2.スケジュール
公募開始から事業開始までのスケジュールはおおむね次のようになる予定です。

令和5年 2月24日(金) 公募開始(e-Radを通じて実施)
4月25日(火)17時 公募締切(厳守)
5月~6月 第1次審査(書面審査)
6月中旬  第1次審査結果通知、第2次審査対象課題の決定
7月上旬(※) 第2次審査(Web会議形式による面接審査)
7月下旬  採択課題の内定
8月上旬~9月上旬 採択課題の公表、採択もしくは不採択の通知
10月上旬 委託契約締結、委託業務開始
※ 応募件数等を踏まえ日程を確定

3.公募要領等
詳しくはこちらの公募要領を御覧ください。

4.問い合わせ先
本公募に関するご質問等については、下記の問合せフォームを通じてご連絡ください。なお、問い合わせについては、質問者が特定される情報等を伏せた上で、質問及び回答の内容を本事業ホームページにて公開させていただきます。

宇宙航空科学技術推進委託費 令和5年度公募 お問合せフォーム

【ご案内】宇宙基地医学研究会3/29

日 時 :令和5年 3月 29日(水) 18時~20時
場 所 :X-NIHONBASHI イベントスペース(東京都中央区日本橋室町1-5-3福島ビル7階)
及びZoomオンライン(URLは後日配信)
1. 管制官の視点から
関川 知里(JAXA:星出ミッション リードフライトディレクタ)
2. 運動専門家(理学療法士)の視点から
門馬 博 (杏林大学/ JAXA:星出ミッション 帰還後リハビリ支援)
3. きぼう利用促進の視点から
小川 志保(JAXA:有人部門事業推進部長)
4. 専任フライトサージャンの視点から
速水 聰(JAXA:星出ミッション 専任フライトサージャン)
5. 星出彰彦宇宙飛行士 ビデオメッセージ(予定)
司会 暮地本 宙己(東京慈恵医科大学)、速水 聰(JAXA)

※講師の一部はオンライン参加、また感染状況により参加者も全員オンラインとなる場合があります。
*会終了後、現地にて簡単な懇親の場を設ける予定です(懇親会参加費は別途1,000円)。
参加費: 学会員(含;宇宙惑星居住科学連合関連学会)と学生は無料
非会員は1,000円(オンラインも含む)
宇宙航空医学認定医の方には、認定位更新用3ポイントを付与します。
参加申込期限: 令和5年 3月 27日(月)
参加申込先:こちらから

詳細はこちらから

【ご案内】「宇宙旅行における宇宙医学研究」3/17

パネルディスカッション 「宇宙旅行における宇宙医学研究」のご案内

近年,旅行者として宇宙に滞在する人数は30人を超える規模となってます.国外の事業者が主催する宇宙旅行の参加者には,宇宙機関に所属する宇宙飛行士同様に,人を対象とする医学実験(宇宙医学研究)に任意で参加している事例もあります.
宇宙旅行者から医学データ(血液・尿などの生体試料や心電図などの情報を提供してもらって研究するためのプラットフォームや準備プロセスの整備が重要となります.本イベントでは宇宙旅行における宇宙医学研究の実例を話題にユーザー,民間事業者,医学系倫理の専門家を交えディスカッションを行います.

2023年3月17日(金)16:00~18:30
Zoomによるオンライン配信とのハイブリッド開催
会場:X-NIHONBASHI TOWER(日本橋三井タワー)新型コロナ感染症等の状況によって会場への入場人数やプログラム変更の可能性があります.

登壇予定者 (敬称略)
・暮地本 宙己(東京慈恵会医科大学)
・井上 実沙規(三井物産エアロスペース株式会社)
・清水 右郷(京都大学)
・相羽 達弥(宇宙航空研究開発機構)

主催:宇宙航空研究開発機構

参加登録URL

【教員公募】千葉大学特任助教 1/31締切り

千葉大学・国際高等研究基幹(Institute for Advanced Academic Research: IAAR)では、学際領域の開拓および新たな価値を創造するイノベーション創出を推進し、千葉大学の強みとなる優れた研究グループによる飛躍的な研究を支援しています。また、大学院園芸学研究院では、令和 5 年 1 月に宇宙園芸研究センターを設置予定であり、園芸学・工学分野における研究基盤と実績を活かしながら、宇宙環境で人間が活動していく上で不可欠な園芸作物の育種や栽培、資源循環に関する研究を開始します。この度、IAAR の社会価値創造研究支援プログラムにおいて、本研究院から提案した「宇宙・極限環境等における長期居住のための食料生産・資源循環システムの構築」が採択されたことを受け、本研究プログラムに参画し、宇宙空間に特徴的な低重力・低圧といった特殊環境に対する植物の応答メカニズムや、そのプロセスに関わる個々の遺伝子機能を植物生理学や分子生物学の手法により明らかにすることで、宇宙環境における生育・生産に適した園芸品種の開発に意欲的・主体的に取り組める方を募集します。

詳細はこちらご参照ください。

月面建設技術シンポジウム

土木学会建設用ロボット委員会では,宇宙開発における土木の役割を広く議論および発信する場として,下記の月面建設技術シンポジウムを開催いたします.。
JAXAをはじめ,様々なコミュニティで月面開発・月面基地構想が活発に議論されるようになりました。本シンポジウムでは,それぞれのコミュニティでどのような構想が議論されているのかの情報交換を行い,構想を実現するための土木の役割について議論します.
参加費無料でどなたでも参加できます.分野を問わず,多くの皆様のご参加をお待ちしています.

月面建設技術シンポジウム「宇宙開発における土木の役割」
日時:2023年3月16日(木)13:00~17:30
会場:ハイブリッド開催(対面:土木学会講堂、オンライン:Zoomウェビナー)
参加費:無料(会員・非会員問わず、どなたでも参加できます)
シンポジウム募集HP:こちらから
参加申込み締切り:2023年3月9日17時(先着順)

ポスター

【ご案内】第37回宇宙環境利用シンポジウム<共催シンポジウム>1/18

下記のとおり,第37回宇宙環境利用シンポジウムにて,
宇宙惑星居住科学連合との共催シンポジウムを開催いたします.

宇宙惑星居住の未来構想 13:00 ~ 15:00
(共催:宇宙惑星居住科学連合、協賛:日本航空宇宙学会)
【座長: 髙橋 昭久 】

S-1 日本航空宇宙学会から宇宙惑星居住科学連合への期待と JSASS 宇宙ビジョン 2050
○上野誠也(横浜国立大学)
S-2 月での持続可能な社会の構築を目指した「宇宙アカデミック・ハブ」構想
○桜井誠人(宇宙航空研究開発機構)
S-3 長期有人宇宙活動を支える宇宙生命科学研究の基盤整備
○日出間純(一般社団法人 日本宇宙生物科学会・理事)
S-4 宇宙探査イノベーションハブより
○坂下哲也(宇宙航空研究開発機構

オンライン(Zoom)にて開催いたします。
下記の参加登録用リンクから事前登録をお願いします。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwvd-CgqT0rHtCQJkfKpUP8mwhop4I7aBFN

登録の際は
「名」のところに「ご氏名」、
「姓」のところに「ご所属を略称」でご記入ください。
参加登録が完了すると参加用リンクがメールで送られてきますので
ご確認ください。

詳細HP

第37回 宇宙環境利用シンポジウム | シンポジウム・研究会 | 研究者向け | 宇宙科学研究所 (jaxa.jp)

以上