日本マイクログラビティ応用学会 (JASMA)
宇宙や実験施設などで得られる微小重力環境を利用した流体力学、結晶成長、物理化学、材料科学、燃焼、生物科学など学際的研究分野の基礎科学およびその応用に関する研究交流、情報交換を行うことを目的として設立された学会です。

日本宇宙生物科学会 (JSBSS)
宇宙生物科学及びそれに関連する分野の学術研究を振興すると共に、会員相互及び国際的な連絡を図ることを目的として設立されました。学術集会の定期的な開催や研究結果の刊行等の活動を通じて、この目的を達成しようとするものです。

日本宇宙放射線研究会 (JASRR)
宇宙放射線の人体と環境に与える影響およびこれに関する諸科学の進歩に寄与し、研究者の連絡と協力を図ることを目的としています。

日本宇宙航空環境医学会 (JSASEM)
航空医学を中心にして昭和30年に発足し、その後、我が国の宇宙開発、海洋開発、環境医学の進歩にあわせて発展し、現在に至っています。いろいろな先進分野での会員の活躍を様々な形で社会に還元し、人類の進歩に寄与することが次の世紀に向けての会員の願いであります。これからの時代に、この分野に興味のある知的好奇心の旺盛な若い人が学会に加入され、活躍されることを特に歓迎いたします。

生態工学会 (SEE)
工学的手法を駆使して、物質循環の仕組みを解明し、人類と共存できる生態系を維持していくためにはどのような行動指針を持たなければならないかを追求していきます。また、将来の有人宇宙活動や月面・火星基地などにおける生命維持につかわれるであろう小規模な閉鎖生態系も研究の対象としています。

宇宙人類学研究会
「宇宙」という新たなフロンティアから人類を見つめ直す「宇宙人類学」という新しい研究領域の開拓を目指します。

京都大学宇宙総合学研究ユニット
宇宙総合学研究ユニットは、宇宙に関連した異なる分野の連携と融合による 新しい学問分野・宇宙総合学の構築を目指して、2008年に設置された組織です。

東京理科大学スペース・コロニー研究センター
本センターは、我が国の私学唯一の理工系総合大学であり、学部・学科を横断した異分野総合研究のノウハウを醸成してきた東京理科大学が有する人工衛星の部品開発、機能性材料、創エネルギー、建築、loT ・センサー等の各技術を結集し、人類のフロンティアである宇宙等の開発に不可欠な極限的な閉鎖環境において、人聞が長期間滞在するために必要な技術の研究開発拠点として設立されました。

徳島大学 宇宙栄養研究センター
宇宙栄養研究センターは、日本の「宇宙栄養・食糧学」の研究開発拠点となり、「食」を通して宇宙飛行士の安全と健康をサポートします。
今後は、本センターを拠点とし、連携大学、連携研究機関、連携企業との共同研究により、「宇宙食品産業」を発展させていきます。
本センターで開発した技術を転用し、宇宙飛行士だけでなく、高齢者の健康の維持・増進のための食品開発に活かしてまいります。

同志社大学宇宙医科学研究センター
本センター設置の目的の1つは、これまでの微小重力環境への生体の適応に関する研究をさらに深めて、月および火星の重力環境(1/6-Gおよび1/3-G)への適応を追求することである。宇宙実験の実施も企画しているが、必ずしも全ての研究がそれに依存するものではなく、体重免荷が可能なシミュレーションモデルを駆使して、世界的に大きな問題となっている老化、身体活動や耳石機能の低下等に起因した歩行困難(ロコモーティブシンドローム)の原因解明や防止・抑制策の解明等を目指すのももう一つの大きな目標である。

千葉大学大学院園芸学研究院附属宇宙園芸研究センター
宇宙園芸研究センターでは、人類が宇宙空間で長期間生活することを想定し、園芸技術を応用した、人類の安全且つ持続的な活動を可能とする資源循環型の食料生産システムの研究、並びに、そのための人材育成を行う。本目的を達成するために、宇宙園芸育種部門、高効率生産技術研究部門、ゼロエミッション技術研究部門を置く。宇宙園芸育種部門では、宇宙などの特殊環境で生育し、安定した食料生産に資する品種の開発を目指す。高効率生産技術研究部門では、低圧・低重力の月面や宇宙船内における植物の高効率生産技術の開発を目指す。ゼロエミッション技術研究部門では、有機物利用などゼロエミッション技術の開発や物質循環システムの最適化を目指す。以上の研究をとおして、宇宙食料生産システムの基盤構築に貢献すると同時に、地球における食料生産や健康やゼロエミッション社会の基盤となる技術開発に研究成果を還元する。

 

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