【ご案内】宇宙戦略基金第二期開始

(情報提供者:JAXA・森川剛一)

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2024年度より宇宙戦略基金の公募・採択・技術開発マネジメントを開始しております。
2024年度、「宇宙戦略基金 実施方針」に従い実施した第一期の技術開発テーマの公募には民間・大学等からの数多くのご提案をいただき、先般、全ての採択を終えました。
2025年度の第二期の技術開発テーマでは、宇宙分野のすそ野を広げるべく、より一層、これまで宇宙分野での実績の少なかった方々からのご提案を期待しており、現在、JAXAにおいて公募に向けた準備を進めております。
また、このうち、特に、文部科学省の「分野共通」にあたる以下の技術開発テーマについては、民間・大学等の皆さまからのボトムアップ型での幅広い提案を募ることとしています。

詳細はこちらの資料ご覧ください。

【ご案内】宇宙戦略基金事業(第二期)地球低軌道テーマ説明会開催5/22

(情報提供者:稲富裕光先生)
宇宙戦略基金事業(第二期)地球低軌道テーマ説明会開催案内
詳細:https://fund.jaxa.jp/content/uploads/202505teikidou_1.pdf
1.開催日時
2025年5月22日(木)15:00~16:30 (開場 14:30)
2.開催場所
X-NIHONBASHI TOWERカンファレンスルーム
(東京都中央区日本橋室町日本橋三井タワー 7階)及び、 オンライン(Microsoft
Teams)
3.申込方法
申込先:申込フォーム(別ページにリンク)
※現地会場は定員100名(先着順)とさせていただきます。
満席の場合はオンラインから参加してください。
4.問い合わせ先
本件に関するお問合せは以下アドレスへご連絡ください。
SSF-ryouiki*.*ml.jaxa.jp *.*を@に変更して連絡してください。

14:30-15:00  受付
15:00-15:05  開会挨拶 (文部科学省 研究開発局 宇宙開発利用課)
〇第一部:地球低軌道活動における大きな事業環境変化
15:05-15:15  ポストISSに向けた最新動向 (JAXA 宇宙戦略基金事業部 参与/GP
佐々木宏)
15:15-15:25  我が国における地球低軌道活動の政策について (文部科学省
研究開発局 原田大地 研究開発戦略官 (宇宙利用・国際宇宙探査担当))
15:25-15:35  ポストISSにおいて目指す姿と想定される利用活動 (JAXA
有人宇宙技術部門事業推進部 計画マネージャ 宮崎和宏)
15:35-15:45  質疑
〇第二部:宇宙戦略基金(第二期)地球低軌道テーマ
15:45-15:55  宇宙戦略基金の概要と進捗状況 (JAXA 宇宙戦略基金事業部
参与/GP 酒井純一)
15:55-16:00  テーマ1: 高頻度物資回収システム技術 (文部科学省
研究開発局 研究開発戦略官(宇宙利用・国際宇宙探査担当)付 佐孝大地
室長補佐)
16:00-16:05  テーマ2: 船外利用効率化技術
16:05-16:10  テーマ3: 軌道上データセンター構築技術
16:10-16:20  質疑
16:20-16:30  閉会挨拶 (JAXA 宇宙戦略基金事業部 参与/GP 佐々木宏)

その他、宇宙戦略基金に関する情報は以下ホームページをご覧ください。
内閣府:https://www8.cao.go.jp/space/kikin/kikin.html
JAXA:https://fund.jaxa.jp

【ご案内】第36回MV勉強会5/21

第7回のムーンビレッジ国際シンポジウムのあとしばらく休止していた「月に社会を作る勉強会(ムーンビレッジ勉強会)」を再開します.休止前まで35回の開催を重ね,月や有人宇宙活動の多くの話題について議論してきました.この過程で月社会のリファレンスモデルのスタディもやってきました.最近の月を巡るいろいろな状況の進捗や,内外のプロジェクト的な計画が実行に移され,未来に向けての構想やビジョンの議論が活発に行われるようになった現在では,勉強会で議論するテーマもそれらの活動との関係で変わっていくべきと考えています.従来の方針を引き継ぎ,大きな意味での人類の宇宙進出や,社会とでもいうべき大規模かつ持続的な有人宇宙活動の未来,というスコープで自由な発想でいろいろな話題を提供したいと思います.自由でサロン的なプラットフォームとして機能し,従来にも増して多くの皆さんのご参加を得て活動したいと思います.よろしくお願いします.

リファレンスモデルスタディの報告書はwebサイトでご覧いただけます.ぜひご一読ください.

https://www.jasma.info/moonvillagestudy/

再開第一回(第36回)は以下の要領で,5月21日X-NIHONBASHI BASE ラウンジとZoomのハイブリッド形式で開催します.多くの方々のご参加をお願いします.

【再開第1回(5月21日)のご案内】

〇日時 2025年5月21日17時@X-NIHONBASHI BASE ラウンジ (Zoomハイブリッド開催※ZoomURLは以下参加申込後メールにてお知らせいたします。)

〇参加申し込み要領・・・右記URLより参加申込みください(https://forms.office.com/r/5sbyvG8KBL

現地参加は先着順にて受付し定員になり次第締め切りとします。

〇プログラム

挨拶:勉強会の経過と今後に向けて・・稲谷
勉強会の活動の経過やリファレンスモデルスタディの結果報告.今後の展望など.

MVA(ムーンビレッジアソシエーション)の活動現状報告・・黒須聡

パネル討論「月を巡る最近の状況と勉強会の今後の議論テーマ」  モデレータ稲谷
パネリスト・・・佐々木宏(JAXA),宮本英昭(東大),金井宣茂(JAXA),内田敦(MRI)
これまでの勉強会の活動やリファレンスモデルスタディ結果および月を巡る内外の状況などを俯瞰し,パネリスト各位それぞれの立場での活動やその周辺の活動現状について紹介いただき,今後の勉強会の活動の方向性や未来志向で取り上げるべきテーマなどについて議論します.

以上、ご確認どうぞよろしくお願いします。

MV勉強会事務局

【ご案内】宇宙×ライフサイエンス4/17

ライフサイエンス領域における国際宇宙ステーション利用のベネフィット
~『きぼう』日本実験棟発、新たなビジネス創出の可能性~

日時:2025.4.17(木)16-19時
会場:GLOBAL LIFESCIENCE HUB カンファレンスルーム/オンライン
参加費:無料(要事前申込)
定員:会場50名、オンライン1,000名
宇宙という無重力・極限環境における技術開発、そこで創られた技術を地上で展開する。このような機会があることをご存知ですか?
今回 LINK-J は一般社団法人クロスユーと共に、文部科学省、JAXAにご協力を頂き、産学官連携による宇宙(地球低軌道・無重力環境)利用、国際宇宙ステーション(ISS)での民間事業者による利用・JAXAによる支援機能などをテーマにイベントを開催します。

これまでのISS利用におけるライフサイエンス領域の成果として、微小重力の影響研究(骨・筋量・免疫低下)、加齢研究、創薬研究(デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬開発、歯周病の治療薬開発、イヌ・ネコ用人工血液の製品化、乳がん治療薬の開発に向けた貢献等)、細胞立体培養研究などがあります。また、例えばISS「きぼう」日本実験棟で実施された、マウス飼育ミッションの解析結果は宇宙生命科学統合バイオバンクにて公開され、ここで得られた知見を活用した加齢研究が加速することが期待されます。

ライフサイエンス系スタートアップの利用事例として、創薬開発のための構造解析、高品質タンパク質結晶生成、抗体医薬品の結晶多形実験、AlphaFold2(AIを用いた構造予測技術)、希少疾病用医薬品(例:pizuglanstat、筋ジストロフィー治療薬)など、すでに多くの利用があります。

今回のイベントは、ライフサイエンス研究における地球低軌道利用の利点と共に、実際に宇宙における研究の利用者が登壇し、本音でその経験を語って頂きます。新技術創出だけでなく、既存技術の改良にも利用できる取り組みに是非ご期待下さい。

※「きぼう」日本実験棟について:現在、新薬設計支援、健康長寿研究支援、革新的材料研究支援、細胞医療研究支援、細胞培養などの様々なプラットフォームや小動物飼育装置システム(MHU)があります。

https://www.link-j.org/event/article-46003.html

【ご案内】ISS/ポストISS勉強会4/14-15

4/14(月)および4/15(火)16時より、X-NIHONBASHI TOWERにて『 [ISS/ポストISS勉強会] 第2回・第3回 国際宇宙ステーション・地球低軌道活動充実強化ワークショップ(意見交換会)』を開催いたします。

本イベントでは、文部科学省 宇宙開発利用部会 国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会(Link)において取りまとめが行われている「我が国の地球低軌道活動の充実・強化に向けた取組の方向性」について政府からのご説明をいただくとともに、今後の日本の地球低軌道活動について参加者の皆さまにもディスカッションにご参加をいただき、今後地球低軌道で日本が何をすれば価値をうみだせるか幅広く意見を募集することを目的としております。

【開催予定・各回の主として想定する参加者】
全ての回、どなたでも参加いただけます。

第2回 2025年4月14日(月)16:00~18:00(ISSについてより知りたい方、ISS・地球低軌道の新しい利用を検討したい企業の方々、今後活用が期待される分野(ライフサイエンス・素材・半導体 等) に関わる方々など)

第3回 2025年4月15日(火)16:00~18:00(ISSについてより知りたい方、ISS・地球低軌道の新しい利用を検討したい企業の方々、今後活用が期待される分野(エンタメ利用 等を含む) に関わる方々など)

また、ワークショップの終了後、同会場においてJAXAご担当者様によるGEMPAK(「きぼう」自動実験システム)の展示・操作説明も予定しております。(約1時間)

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

※当日、マスコミ関係者の会場見学、取材が行われる可能性がございます。(氏名、ご所属が無断で公開されることはございません)
※取材のため会議の傍聴、撮影、録画または録音を希望される場合は、4月7日(月)12時までに、cross Uイベント事務局(crossu_event@and-go.tokyo)へお問い合わせください。

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イベント名 : [ISS/ポストISS勉強会] 第2回・第3回 国際宇宙ステーション・地球低軌道活動充実強化ワークショップ(意見交換会)
日   時 : 第2回 2025年4月14日(月)16:00~18:00(開場15:30)
第3回 2025年4月15日(火)16:00~18:00(開場15:30)
場   所 : X-NIHONBASHI TOWER(東京都中央区日本橋室町 2-1-1 日本橋三井タワー7F)
形   式 : 対面開催(インプットセッションのみYouTube配信あり)
共   催 : 文部科学省、一般社団法人クロスユー
協   力 : 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
定   員 : 現地 各50名(お申し込み多数の場合、抽選となります)、オンライン 無制限
対   象 : どなたでもご参加いただけます
参 加 費 : 無料
参 加 方 法 : 要事前登録、以下のURLよりお申し込みください。
オンライン配信はインプットセッションのみの視聴となります。
第2回(現地):https://crossu.smktg.jp/public/seminar/view/793
第2回(オンライン):https://crossu.smktg.jp/public/seminar/view/827
第3回(現地):https://crossu.smktg.jp/public/seminar/view/826
第3回(オンライン):https://crossu.smktg.jp/public/seminar/view/828

申 込 締 切 : 4月8日(火)12:00(ご参加確定のご案内は4月9日(水)中を予定しております)

※取材のため会議の傍聴、撮影、録画または録音を希望される場合は、予め 4月7日(月)12時までに、cross Uイベント事務局(crossu_event@and-go.tokyo)へお問い合わせください。

【プログラム】
16:00~16:30 インプットセッション(現地会場・オンライン配信)
政府からの政策文書・方向性の説明(15分)
スピーカー:文部科学省 研究開発局 研究開発戦略官(宇宙利用・国際宇宙探査担当)
原田 大地 氏
質疑応答(15分)

16:30~18:00 ワークショップ(現地会場のみ)
文部科学省、ISS事業者様、クロスユー事務局長がファシリテーターとなり、3~4チームに分かれて、2つのテーマについてディスカッションを行います。ぜひ積極的なご参加をお願いいたします。
・セッション①「ポストISSに向けて、ISSを活用して日本が強みを生かせるような産業分野は何か(世界No.1を取れるISSの分野)」
・セッション②「①を受けて、ポストISSまでに、官民共創で具体的に何に取り組むべきか?」
各チームには文部科学省、JAXA有人宇宙技術部門の方も参加が予定されており、適宜議論をフォローいただく予定です。

(ワークショップ終了後・ご希望者のみ)
18:00~19:00  GEMPAK(「きぼう」自動実験システム)のご説明・展示見学・操作体験

【ご案内】月極域探査ワークショップ4/16-17

JAXAでは、月極域の水などの揮発性成分等の探査を行い、資源としての利用可能性を調査することを目的とした『月極域探査機(LUPEX)』の開発をインド宇宙研究機関(ISRO)や欧米の宇宙機関と協働で進めております(LUPEXには探査ハブでの研究成果が採用されております)。
これまでに、月極域探査に関するワークショップを5回開催してまいりましたが、本年も4月16日(水)、4月17日(木)の2日間にわたり、「月極域探査ワークショップ その6」を開催いたします。

今回のワークショップでは、月の水資源観測データの最新状況の報告、LUPEXローバおよび各観測機器の開発状況、JAXAの国際宇宙探査シナリオ案をご紹介するだけでなく、LUPEX観測データの資源利用可能性評価以外への活用、LUPEXの次のミッションはどうあるべきか、将来の資源利用と持続的月探査に向けた産学官の協力体制など、これまでより広いスコープでのご意見・ご議論をいただきたいと考えております。加えて、関連研究開発のポスター展示も予定しております。

LUPEXの搭載機器であるレーザー微量水分・同位体分析装置(ADORE)にはJAXA宇宙探査イノベーションハブと神栄テクノロジー株式会社、国立研究開発法人産業技術総合研究所、大阪大学、茨城大学、鹿児島大学との共同研究「ガス中微量水分計の小型・軽量・ロバスト化技術の研究」の成果が、また、近赤外画像分光装置(ALIS)にはJAXA宇宙探査イノベーションハブと株式会社センテンシア、大阪大学との共同研究「小型2次元イメージング分光器の開発による水氷センシング技術の研究」の成果が反映されています。

4月17日(木)11:00~11:20 には、副ハブ長 櫛木 賢一より「宇宙探査イノベーションハブの取組(仮)」についてご紹介いたします。

月極域探査や月面活動にご興味をお持ちの幅広い分野の皆様のご参加をお待ちしております。

・開催日:2025年4月16日(水)、17日(木)
・主催:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
・場所:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターRoom C
・参加費:無料

・プログラム・参加登録:下記をご覧ください。
https://www.exploration.jaxa.jp/news/newspage/20250227.html

【ご案内】JAXA宇宙探査イノベーションハブに係るRFI

JAXA宇宙探査イノベーションハブでは、様々な異分野の人材・知識を集めた組織を構築し、これまでにない新しい体制や取組でJAXA全体に宇宙探査に係る研究の展開や定着を目指してまいりました。
そして、宇宙探査イノベーションハブの創設から約10年の節目を迎える2024年より、従来の研究制度を発展させた「Moon to Mars Innovation」を開始しました。
本研究制度では、皆様から幅広い知見、技術、アイディア等を募集する情報提供要請(RFI)を行います。
ご提供いただく情報を踏まえ、次世代探査コンセプトやそれに必要な探査システムの検討、そしてそれらを支える技術の研究開発を実施してまいります。
本研究制度において求める情報提供の詳細や、情報提供にかかる手続きについては、下記をご参照ください。

■募集情報、応募方法については以下URLよりHPをご参照ください。
https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/rfi/RFI_notice.html

募集締切 ※常時受け付けておりますが、研究提案募集(RFP13)の実施準備のため、任意の締切を以下の通り設定しております。
・研究提案募集(RFP13)に向けたシステム/要素レベルの技術提案 【2025年5月9日】
・次世代探査コンセプトの提案 【2025年9月16日】

■チャレンジ型の実施について
宇宙探査イノベーションハブが新たに開始する研究制度 「Moon to Mars Innovation」では、システム/要素レベルの技術提案として、システム型及びゲームチェンジ型を設定しておりました。
それらに加えて、次回の研究提案募集(RFP)からは新たにチャレンジ型の研究を設定致します。
本研究は、従来の枠組みに捉われない「新しい研究」提案を募集し、将来の宇宙探査および新産業の創出につながる挑戦的な研究を推進することを目的としています。
■チャレンジ型の実施については以下URLよりHPをご参照ください。
https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/topics/aboutchallenge.html

■研究制度「Moon to Mars Innovation」について
https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/introduction/