日時:2021年6月29日(火)17:00-19:00
会場:オンライン
参加方法:
以下URLより参加登録をお願いいたします(申込締切:6月28日(月)17:00)
https://forms.gle/tBYHBtTc9fUqUBCx9

アジェンダ:

1)講演1
「(仮題) 月・惑星社会医学・ライフ分野検討G」
泉 龍太郎氏(日本大学・教授)

<概要>
月・惑星社会における医学・ライフサイエンス分野の課題への取り組みの考え方について現状を報告し、今後の進め方について議論したい。
特に医学・ライフサイエンス分野は技術の進歩が速く、月惑星社会が実現すると想定される50~100年後の姿を見据えて、検討を行う必要がある。
人類の宇宙進出にとっては、1.宇宙放射線、2.無・低重力対策(特に筋骨格系)、3.精神心理の3点が大きな課題であるが、月面開発の場合は、これに④月面ダスト(=レゴリス)対策が加わる。
さらに医学的な課題のみならず、人類進化の観点からの議論も提起したい。

2)講演2
「(仮題) 深宇宙ミッションにおける宇宙放射線防護の課題」
保田 浩志氏(広島大学・教授)

<概要>
月や火星などへの深宇宙ミッションにおいて最大の懸案の一つが、宇宙放射線、特に高エネルギー太陽フレア粒子による被ばくである。
地球の磁気圏外で巨大な太陽フレアに遭遇すると、急性の健康障害が生じてミッションの遂行に支障をきたす恐れがある。その被ばくのリスクや線量低減のための課題について概観する。

3)講演3
「(仮題) 21世紀における宇宙での運動とリハビリテーション」
山田 深氏(杏林大学・教授)

<概要>
長期宇宙滞在ミッションにおいては、低重力環境での運動と、地球に帰還後のリハビリテーションが不可欠である。
運動機器と運動プロトコールの開発と運用について、国際宇宙ステーションでの20年間の歴史を振り返りつつ、月や火星での滞在を見据えたこれからの50年+αを展望し、乗り越えるべき課題とその解決へ向けた方略を探る。

4)他分科会からライフ分科会への期待、要望

5)第11回勉強会アンケート結果 等

多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

月惑星に社会を作るための勉強会事務局
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