講演会:「行動分析学とウェルビーイング、そして安全」

主催:宇宙から安全を考える会

共催:宇宙航空研究開発機構 安全・信頼性推進部

日時:2025年8月8日(金)

講演会:17:30-18:45 (開場17:00) 懇親会:(有料)19:00-20:30

場所:X-Nihonbashiタワー 東京都中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー7階

講演者:国立大学法人 長岡技術科学大学 大学院 工学専攻 (システム安全工学分野)

産業安全行動分析学研究室 北條理恵子准教授

申込先 こちらから

講演概要将来の有人宇宙活動(月、火星での有人活動)において、ウェルビーイングの考え方は有効であると考えられる。従来の宇宙開発における「事故で怪我をしない/死なない」、「心身の不調で病気にならない」といった”マイナス領域を減らす”発想を原点とした考えをさらに進め、今後の有人宇宙活動は、安全で健康に、さらに生きがいややりがいを持って活動できる環境をつくるという「プラス領域を増やす」発想を取り入れて いかなければならないのではないか。

行動を定量的に測定する方法として行動分析学の考え方を中心に、しかもウェルビーイングはメンタルヘルス面だけではなく、安全についても有効な指標となり得る。それにはリスクアセスメント(ユーザ側の)が非常に重要な役割を担っている。上記について現場データをもとにお話しくださる。