第5回勉強会では、「宇宙への人類の取り組みの過去現在未来」と「月の人間社会建設に向けたひとつのシナリオと人文社会研究の課題」をテーマとした講演を行う予定です。

第5回「月惑星に社会を作るための勉強会」

日時: 2020年11月6日(金)17:00~19:00
会場: オンライン
参加方法:
以下URLより参加登録をお願いいたします。(申込締切:11月5日(木)17:00)
https://forms.gle/rgYRHLAjDZPpBnDD6

講演1)
「宇宙への人類の取り組み」の過去現在未来―宇宙曼荼羅の世界
・柳川孝二 氏(航空宇宙学会宇宙人文社会科学研究会主査)

講演2)
「月の人間社会」建設に向けたひとつのシナリオと人文社会研究の課題について
・清水順一郎 氏(元「宇宙の人間学」研究会事務局長)

講演概要:
約10年前、ISS利用検討の一環で、今後の有人宇宙活動の多様な広がりを支えるための「宇宙の人文・社会科学研究が担う役割は何か」という課題が提起され、この課題にアプローチするために、1.人類の宇宙進出の基本理念は何か、2.地球を護るための知的基盤は何か、3.「宇宙の人間社会」のガバナンスをどう構築するか、という具体的な命題が設定されて検討が進められた。
講演の前半では、概ね22世紀までの有人宇宙活動の取り組みの多様な姿を鳥瞰的に展望する目的で作成された「宇宙への人類の取り組み(宇宙曼陀羅図)」を用いつつ、検討で得られた成果の概要を紹介する。
講演の後半では、命題①に着目して、理念構築の基礎になり得る幾つかの考え方(「宇宙の人間学」として検討)を紹介するとともに、将来の「月の人間社会」を想定して、その建設のプロセスと人間社会の実現に必要な人文社会面の課題にアプローチするための糸口を紹介する。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

月惑星に社会を作るための勉強会事務局
月惑星に社会を作るための勉強会(ムーンビレッジ勉強会)ウェブサイト